
シンポジウム無事終了
2012年03月26日
ブエナス タルデス
今日も良いお天気に恵まれましたがスゴい乾燥しておる。。。。
この温度差や湿度の激しい変化で体調を崩す人が多いみたい。
私も気をつけなければ。
さて、昨日はファーストハンド主催のシンポジウムだった。




CURE GARDEN結家の浦野さんと、NPO法人がんこネットの関根さんにお話していただきました。
主に障害者への理解という視点でお話して頂いたが、
発達障害や心のケアを必要とする子供達のサポートしている浦野さんと、
障害者当事者の関根さんのお話は「障害者」という枠だけに留まらず、
今までの私達の生き方、社会のありかたに疑問を投げかけてくれた、
社会的弱者と呼ばれる子供、障害者、老人、低所得者などの方々が生きにくい世の中が良い世の中なわけがない。
障害があろうとなかろうと、地域で安心して暮らせるような、
お互いの違いを認め合って助け合えるような、そんな世の中が理想だし、
そんな人生を選択していきたい、私は個人的にそう思っている。
だからと言って、私も良かれと思いながら沢山間違えるし、意識下で差別もしているかもしれない。
しかし私にとってラッキーなのは、そういった時に「それはちがうよ」と言ってくれる仲間が沢山いるという事だ。
私の宝はそんな仲間達だ。
間違わないで生きるなんてそもそもありえない。
みんな模索しながら、凹みながら「これでいいのだろうか?」なんて思いながら生きてると思う。
自立というのは誰にも頼らないで、自分だけの力で生きる事ではない。
自分が生きる為に、どれだけ必要なサポートを見つけられるか、
またそういうサポートに依存するのではなく、共存し合っていける環境を自分の力でつくるという
ことだと思う。
こういった事も初めから分っていたわけではなくて、色んな方達と仕事をしたり、関わってきた中で
間違えながら、凹みながら、理解していった事。
長い長い時間がかかった。
今現在障害が無くても、事故や病気で障害を持つ事もあるし、老人になれば目が見えなくなったり、
手足が動かなくなったりして誰かのサポートが必要になる。
子供が障害児として産まれる事もある。
障害を持つと言う事は人事ではないのだ。
だからこそ私はそこに関わって生きやすい世の中にしていきたい。
人のサポートは自分へのサポートでもあるのだ。

最後は関根さん夫妻のバンド、ポピーズの歌を沖縄バージョンで盛り上げた。
バンドの皆さんは来島できなかったので、私と友人のさっちゃんとたかや君、
そして関根さんの介助者でプロのギターリストののぶ君での即席バンド。
大成功でした
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今日も良いお天気に恵まれましたがスゴい乾燥しておる。。。。

この温度差や湿度の激しい変化で体調を崩す人が多いみたい。
私も気をつけなければ。
さて、昨日はファーストハンド主催のシンポジウムだった。




CURE GARDEN結家の浦野さんと、NPO法人がんこネットの関根さんにお話していただきました。
主に障害者への理解という視点でお話して頂いたが、
発達障害や心のケアを必要とする子供達のサポートしている浦野さんと、
障害者当事者の関根さんのお話は「障害者」という枠だけに留まらず、
今までの私達の生き方、社会のありかたに疑問を投げかけてくれた、
社会的弱者と呼ばれる子供、障害者、老人、低所得者などの方々が生きにくい世の中が良い世の中なわけがない。
障害があろうとなかろうと、地域で安心して暮らせるような、
お互いの違いを認め合って助け合えるような、そんな世の中が理想だし、
そんな人生を選択していきたい、私は個人的にそう思っている。
だからと言って、私も良かれと思いながら沢山間違えるし、意識下で差別もしているかもしれない。
しかし私にとってラッキーなのは、そういった時に「それはちがうよ」と言ってくれる仲間が沢山いるという事だ。
私の宝はそんな仲間達だ。
間違わないで生きるなんてそもそもありえない。
みんな模索しながら、凹みながら「これでいいのだろうか?」なんて思いながら生きてると思う。
自立というのは誰にも頼らないで、自分だけの力で生きる事ではない。
自分が生きる為に、どれだけ必要なサポートを見つけられるか、
またそういうサポートに依存するのではなく、共存し合っていける環境を自分の力でつくるという
ことだと思う。
こういった事も初めから分っていたわけではなくて、色んな方達と仕事をしたり、関わってきた中で
間違えながら、凹みながら、理解していった事。
長い長い時間がかかった。
今現在障害が無くても、事故や病気で障害を持つ事もあるし、老人になれば目が見えなくなったり、
手足が動かなくなったりして誰かのサポートが必要になる。
子供が障害児として産まれる事もある。
障害を持つと言う事は人事ではないのだ。
だからこそ私はそこに関わって生きやすい世の中にしていきたい。
人のサポートは自分へのサポートでもあるのだ。

最後は関根さん夫妻のバンド、ポピーズの歌を沖縄バージョンで盛り上げた。
バンドの皆さんは来島できなかったので、私と友人のさっちゃんとたかや君、
そして関根さんの介助者でプロのギターリストののぶ君での即席バンド。
大成功でした


Posted by 楽種工房 kiyo at 18:30│Comments(3)
◆ この記事へのコメント
知的障害のある方といえば。
数年前、そのころ私は大学で働いていて、朝キャンパスを歩いていました。
私の前をお散歩中らしき一般の男の人が歩いていたのですが、その人が独り言を言ってるのに気づきました。
「車が通りまーす。道をゆずってくださーい。」
にこにこしながら、そのフレーズを繰り返しています。
一限目が始まる前で何人かの学生がすれ違っていきます。
一人の男子学生に、その男の人が声をかけました。「きみのシャツ、素敵だね!」
男子学生はにっこりして答えました。「ありがとう。」
今思い出しても、素敵なやりとりでした。
ここに来て5年になりますが、私はこういう環境に「育ててもらっている」気がします。
数年前、そのころ私は大学で働いていて、朝キャンパスを歩いていました。
私の前をお散歩中らしき一般の男の人が歩いていたのですが、その人が独り言を言ってるのに気づきました。
「車が通りまーす。道をゆずってくださーい。」
にこにこしながら、そのフレーズを繰り返しています。
一限目が始まる前で何人かの学生がすれ違っていきます。
一人の男子学生に、その男の人が声をかけました。「きみのシャツ、素敵だね!」
男子学生はにっこりして答えました。「ありがとう。」
今思い出しても、素敵なやりとりでした。
ここに来て5年になりますが、私はこういう環境に「育ててもらっている」気がします。
Posted by ノンノン at 2012年03月26日 23:17
ヒッピーもエマチャンも変わらずパワフル!いい講演会でした。最後の唄もよかったよ~。しばらくウォウォウ回ってました。
みんなが生きやすい社会。
違いを認め合って、全部を理解することはできなくても寄り添っていきたいと思う。改めて考えさせられました。
「仕事」として障害のある子ども達と関わったときに、自分の考えを押し付けたり、上から目線な見方をしていた部分もあったよな・・・と反省させられたりもしたわ。ホントは彼らに教えてもらうことの方が何倍も多いんだよね。
みんなが生きやすい社会。
違いを認め合って、全部を理解することはできなくても寄り添っていきたいと思う。改めて考えさせられました。
「仕事」として障害のある子ども達と関わったときに、自分の考えを押し付けたり、上から目線な見方をしていた部分もあったよな・・・と反省させられたりもしたわ。ホントは彼らに教えてもらうことの方が何倍も多いんだよね。
Posted by HARU at 2012年03月27日 00:42
☆ノンノンさん☆
環境は大事ですね。
私が初めて障害者の方と関わったのは20代半ばくらいです。
重度の脳性麻痺の女性でした。言語障害もあって
正直、どう接していいのか分らなかったのですが、
1時間も話してると、それまでの不安も何もかもすっ飛んで、
「な〜んだ♪」という気持ちになりました。
子供の頃から関わっていれば、障害を持った友達ももっとできたかもしれない。なんかとても損した気持ちになりましたよ。
まぁ時代背景もあるけど、あれから何十年経ってもまだまだ日本は環境が整っていない。
精神的にも豊かな国になってないんですよね。
ノンノンさんの今暮らしている国や地域でも掘り起こせば色んな社会問題もあるかもしれないけど、少なくとも日本よりは環境が整ってるし、障害者への理解もあると思われます。
障害のある方が家族にいたり、私のように友人にいたりすると、もっともっと問題意識を持つようになるし、社会の歪みに気付くようになるんです。ってか、気付かせてくれるんです。
もし私が病気や事故で障害を持つ事になっても、きっと仲間達は
「いらっしゃ〜い!」とガハガハ笑って受け入れてくれるでしょう。
そして制作活動ができなくなったとしても、違うカタチで自分を表現できる楽しい事を見つけていけるし、できない時は助けを呼ぶ事もできると思いますよ♪
☆HARU☆
来てくれてありがとうね〜
最後のプチライブも良かったでしょ?
私らも楽しかったです。
全てを理解なんてそもそもできないけど、違いを認め合おうとする姿勢はどんな関係でも大事だよね、簡単な事じゃないけどね。
私も今障害のある子と関わってるけど、彼らと共感できるところが沢山ある事に気付かせれてます。
私は親になった事が無いし、どちらかというと子供の目線に近いのではないかと。。まぁそういう大人も大事よね、と自分を肯定してます(笑)
とはいえ私も大人だから、「ついつい」という事はよくありますよー。
でもいいんです、カンペキな大人なんていないんだから。
間違えながら、反省しながら、修正しながらサポートしていきましょう。
しかし不思議な縁だよね、遠い石垣島であの頃の仲間が集まるなんて
ね(笑)
環境は大事ですね。
私が初めて障害者の方と関わったのは20代半ばくらいです。
重度の脳性麻痺の女性でした。言語障害もあって
正直、どう接していいのか分らなかったのですが、
1時間も話してると、それまでの不安も何もかもすっ飛んで、
「な〜んだ♪」という気持ちになりました。
子供の頃から関わっていれば、障害を持った友達ももっとできたかもしれない。なんかとても損した気持ちになりましたよ。
まぁ時代背景もあるけど、あれから何十年経ってもまだまだ日本は環境が整っていない。
精神的にも豊かな国になってないんですよね。
ノンノンさんの今暮らしている国や地域でも掘り起こせば色んな社会問題もあるかもしれないけど、少なくとも日本よりは環境が整ってるし、障害者への理解もあると思われます。
障害のある方が家族にいたり、私のように友人にいたりすると、もっともっと問題意識を持つようになるし、社会の歪みに気付くようになるんです。ってか、気付かせてくれるんです。
もし私が病気や事故で障害を持つ事になっても、きっと仲間達は
「いらっしゃ〜い!」とガハガハ笑って受け入れてくれるでしょう。
そして制作活動ができなくなったとしても、違うカタチで自分を表現できる楽しい事を見つけていけるし、できない時は助けを呼ぶ事もできると思いますよ♪
☆HARU☆
来てくれてありがとうね〜
最後のプチライブも良かったでしょ?
私らも楽しかったです。
全てを理解なんてそもそもできないけど、違いを認め合おうとする姿勢はどんな関係でも大事だよね、簡単な事じゃないけどね。
私も今障害のある子と関わってるけど、彼らと共感できるところが沢山ある事に気付かせれてます。
私は親になった事が無いし、どちらかというと子供の目線に近いのではないかと。。まぁそういう大人も大事よね、と自分を肯定してます(笑)
とはいえ私も大人だから、「ついつい」という事はよくありますよー。
でもいいんです、カンペキな大人なんていないんだから。
間違えながら、反省しながら、修正しながらサポートしていきましょう。
しかし不思議な縁だよね、遠い石垣島であの頃の仲間が集まるなんて
ね(笑)
Posted by 楽種工房 kiyo at 2012年03月27日 05:55